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キリンソウと四季の彩り日記屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正
<コラム>ベトナム「ダナン・バーナーヒルズ」は巨大な壁面緑化の植物園
2026年1月末ベトナム・ダナン空港に降り立った瞬間、心地よい緑のベールに包まれた。
関西空港より長旅の疲れを癒してくれたのは、空港のゲートを抜けた瞬間に広がる景色でした。
そこには、日本の機能的な空港とは一線を画す「南国の生命の息吹」があります。
視界を埋める南国の風に揺れるヤシやバナナの木々。
2階のループからは長い「つる植物」が美しく垂れ下がり、無機質な柱は完璧に緑化され、
まるで熱帯の森の中にある空港そのものがアートのです。






宿泊先で出会った「溶け込む」緑の建築
ホテルにチェックインしてベランダへ出ると、そこにはさらなる驚きが待っていました。
プランターから溢れ出すつる植物が、単なる「飾り」ではなく、
建物全体を自然の中に溶け込ませるための設計として機能しているのです。
ロビーに足を踏み入れれば、吹き抜けの白壁に浮かぶ鮮やかな「赤い傘」。その下を彩るトロピカルな植栽。
日本ホテルの「清楚・静寂」な美しさとは真逆にある、情熱的でダイナミックなホスピタリティに心が躍ります。






バーナーヒルズは多肉植物が織りなす「垂直の芸術」
今回の旅で最も私の心を揺さぶったのは、標高1,400mに位置する天空のリゾート「バーナーヒルズ」でした。
下界は曇りでしたがロープ―ウェイで登に従い、霧の中に入り幻想的な風景になります。
霧の中より神の手が現れます。




有名な「ゴールデンブリッジ(神の手)」を抜けた先、またロープウェイに乗り継いで登ると、
バーナーヒルズの玄関口が広がります。そこには世界最高峰の緑化技術が結晶していました。
壁面緑化の概念を変える「多肉植物」のすばらしさ
特筆すべきは、建築群を埋め尽くす壁面緑化です。そのクオリティは、もはや観光地の装飾ではなく
「国際的な緑化博覧会」の展示作品に匹敵します。
均整の取れた建築デザインに、完璧な計算で配置された植物がみごとです。
驚くべきは、多肉植物を大胆かつ繊細に使いこなした緑化技術でした。
乾燥に強い多肉植物が、標高の高いこの地の霧がかかる気候を生かし、立体的で彫刻的な表情を作り出しています。
観光に来たはずが、いつの間にか世界最先端の『緑化展示会』に迷い込んだような錯覚に陥りました。
















































ダナン、バーナーヒルズは、植物を愛するすべての人が訪れる価値があります。
もしあなたが多肉植物や建築緑化に興味があるなら、現在のダナンやバーナーヒルズは間違いなく
「一度は見なければならない場所」と思います。
自然を征服するのではなく、技術を駆使して自然と共に生きるベトナムの圧倒的な緑化情熱を、
その肌で感じてみてください。


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