壁面緑化システム

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壁に緑を。壁面緑化とは。

 壁面緑化はその言葉通り、壁面を緑化することです。
「壁面緑化」を設置することで、ヒートアイランド現象の軽減、空気の清浄化、騒音低減などの環境への効果だけでなく、都市景観や緑を見ることによる心理的・生理的効果などがあります。

>>> 壁面緑化の効果やメリット(リンク)

 壁面緑化は園芸初心者でも容易に楽しむことが出来ます。
例えばアサガオ。小学校の授業でも取り入れられている本植物はツル性の植物です。アサガオの成長に合わせて、ネット等を壁に用意すると花が咲く楽しみに加えて、壁面緑化も楽しめます。
ツルを登らせる方法を登攀型(とうはん)、上から垂らす方法を下垂型(かすい)といいます。

壁面緑化を探して道を歩いてみると、個人住宅、フェンスやブロック塀など気軽に見かけることが出来ます。路肩に生えた植物が人知れず壁面を緑化している事もあり、大地に根を張る植物の逞しさを感じます。

場所に、自由を求めて。プランター・緑化パネルでの壁面緑化は設置場所の選択肢が広がります。また、緑化パネル工法の多くは、植物をパネルに植えて育成しますので、設置と同時に緑化完了し、ツル性植物以外の植物も壁面緑化で楽しむことが出来ます。

>>>リンク 壁面緑化の種類と特徴

国や地方では環境問題、都市景観対策として、壁面緑化に関する条例や法律が定められています。自治体によっては助成金制度もあり、壁面緑化を計画する前に、目的を明確化することも重要です

>>>リンク 壁面緑化に関する条例・法律

○壁面緑化に関する法令・条例

【工場立地法】

工場立地法とは、工場を建設する際に周辺環境の保全を図りつつ、工場の立地が適正に行われるよう定めたものです。工場立地の際は緑地面積の確保が義務付けられています。
壁面緑化も緑地面積として算入することが出来ます。
(※建築用途、施工時期、都道府県によって緑地面積算入の割合は異なっています。)

【省エネ法】

工場等の事業者によっては『エネルギーの使用の合理化等に関する法律』(以下省エネ法という)が該当します。
法令では、「エネルギーを使用する者は、基本方針の定めるところを留意して、エネルギーの使用の合理化に努めるとともに、電気の需要の平準化に資する措置を講ずるように努めなければならない」とあります。
壁面緑化の緑化部による温度効果は、夏場の冷却機器等の稼働時間低減に繋がり、電気の需要の平準化に貢献しています。

【景観法】

良好な景観の形成を促進するため、景観計画の策定その他の施策を総合的に講ずることと定めています。

【都市緑地法】

都市において緑地を保全するとともに、緑化を推進することにより良好な都市環境の形成を図ることを目的としています。

【景観条例】

伝統的な景観の保全、都市部や住宅、沿道などの景観創出など、地方自治体により特色があり、詳細が異なります。
京都の景観条例は、看板の色や建物高さなどに規制を設け、京都の街並みを統一感のあるものにしています。

○緑化助成金制度

定められた条件を満たせば自治体の助成金制度が利用できます。
助成金制度を利用する際に、緑化制度は自治体や年度によって違いますので確認が必要です。法令対応や条例対応ではない緑化をお考えの場合に、屋上緑化助成金制度を上手く活用して経済的に緑を増やすこともご提案いたします。
東京都、大阪府を含め、自治体の多くが緑化助成金制度を整備し、街中の緑化を推進しています。詳しくは、設置をお考えの自治体にお問合せ下さい。

○壁面緑化の効果やメリット

【ヒートアイランド現象緩和】

壁面緑化の期待される効果の一つに、ヒートアイランド現象緩和があります。
 街の中心部に近いほど人が賑わい、森や草地、川、水田などの緑地部分が少なくなります。ビルや建物、道路は太陽の光を受けて熱くなり、車からは排気熱も出しています。
こういった街中の熱は、周囲をビルや建物などで四方を囲まれている為、風に吹かれることなく、その場に留まります。

機会があれば、街中で上空を見上げてみて下さい。視界に入るのは、空か建物か。そして、風の通り道を探してみて下さい。

ヒートアイランド現象は大気汚染や熱中症増加などの原因となり、このような都市環境問題対策として、地域によって条例や法律で緑化が義務付けられています。

>>>リンク 壁面緑化に関する条例・法律

壁面緑化で街に緑を増やすと、植物が持つ気温を下げる働きでビルや建物の温度上昇を抑え、緑のカーテンが日光を遮断し室内の温度上昇を抑え冷却機器使用量が減ることによる排熱の減少など、ヒートアイランド現象を抑制する効果があります。

【夏は涼しく、冬は暖かく。断熱、保温効果。】

壁面緑化を設置することで、夏は涼しく冬は暖かな、過ごしやすい温度に近づけてくれます。
 夏、植物は干からびて枯れないように、体を冷やします。根から吸い上げた水や空気中の水分を葉や茎が吸収し、人間が汗をかくように水分を出して体を冷やしているのです。
この植物の活動を蒸散活動といい、葉や茎から出す水分が、周囲の熱を奪い温度を下げます。
 近年よく見かけるドライミスト。ひんやりと爽やかな気持ちにさせてくれるドライミストは、植物の蒸散活動をヒントに作り出されました。

また、壁面緑化は、暑い時は日光を遮る日傘となり、寒い時は吹きすさぶ突風を遮る大きな布となります。冷暖房機器には敵いませんが、建物内部の室温を適温に保つ効果があります。

【省エネルギー効果】

省エネルギー(=以下、省エネ)とは効率良くエネルギーを使うことです。
例えば、エアコンのフィルター清掃。エアコンのフィルターを定期的に清掃することで、同じ電力量でも通気性が良くなります。通気性が良くなることで、冷暖風が力強く循環し、エアコンの温度効果が早くなり省エネに繋がります。
他にもテレビ・パソコンのモニターの明るさを下げて電力量を減らすことや、入浴後の浴槽にフタをして保温しておくなど、省エネの方法は沢山あります。

壁面緑化を設置すると、経年を経て、建物は緑のカーテンで覆われます。

緑のカーテンは、植物自身が体を冷やす目的で水分を出します(=蒸散作用)。夏場はこの植物の蒸散作用が活発です。すると周囲の温度も下げ、室内の温度上昇が抑えられます。室内の温度上昇が抑えられることで、冷房機器の電気代を下げることに繋がるのです(省エネ効果)。
省エネルギーに関する法律もあり、工場等の事業者によっては『エネルギーの使用の合理化等に関する法律』(省エネ法)も国によって定められています。

>>>リンク 壁面緑化に関する条例・法律

【大気浄化、景観、心理的効果などの効果】

壁面緑化にはヒートアイランド現象緩和断熱保温効果省エネルギー効果だけでなく、他にも様々な効果があります。

空気浄化:

植物は光合成を行うときに、二酸化炭素を体内にとりこみ、様々な過程を得て酸素を吐きだします。大気汚染防止法により特定物質に指定されている二酸化窒素。空気浄化機器と比べると僅かですが、植物は葉から二酸化窒素も吸収し、代謝しています。
また、緑のカーテンがフィルターとなり建物内部へ埃が侵入するのを防ぎます。葉や茎についた埃は、雨で洗い流されたり、落葉とともに地面に落ちます。

景 観:

植物の象徴的な緑色は、どんな景色にも溶け込み、建物や構造物を周辺景観に調和します。
景観については、法律や条例も定められています。

>>>リンク 壁面緑化に関する条例・法律

心理的効果:

植物の持つ緑色は私たちをリラックスさせてくれ、目の疲れを和らげてくれます。壁面緑化を取り入れることで、建物内で居心地の良い空間を創造することができます。

○壁面緑化の工法

壁面緑化手法は登攀型、下垂型、基盤造成型の3タイプに大きく分けられます。
植物が地面から太陽に向かう型が、登攀型。植物を壁などに垂らす型が下垂型。植物が植わった基盤やコンテナを設置していく型が、基盤造成型です。
 これらの型と壁の材質や植物の種類に合わせて、ネットなどの補助資材を用います。

※その他、壁面緑化の手法として西欧で発達したエスパリ工法があります。

○壁面緑化の植物

壁面緑化で用いられる植物の多くは、ツル性植物です。
ツル性植物にも種類により特徴が異なります。茎から根を出して成長する付着根があるもの。巻きつる、巻きひげを伸ばして成長するもの。壁面緑化の登攀型・下垂型で、より特徴を活かすことができます。
基盤造成型では、多種多様な植物を利用することが出来ます。目的・用途に合わせて、植物を選定することが重要です。

○壁面緑化を行う上で押えておきたいポイント

【日常管理】

壁面緑化の効果は、植物の特性を利用したものです。その為、植物が生育する必須アイテム、太陽と土、水は絶対的に欠かせません。
壁面緑化計画の際には、建物への日照量、植物の耐陰性・耐寒という事前確認も重要です。建物面と太陽の方角によって日照条件は違い、納入地域や場所によって環境は様々に異なります。

壁面緑化に用いられる植物は、成長とともにツルや葉を広げます。
葉や茎からも水分を吸収します。しかし、植物の隅々まで潤すためにも、季節に応じた量の水やりが必要です。市街地や公園・公共施設などでは、日常の水やりをタイマー付自動灌水装置で行うことが一般的です。

【メンテナンス】

植物を綺麗に保つため、また植物の成長を促すためにも①剪定・誘引、②施肥、③除草、④病害虫対策、⑤補植を、成長に合わせて作業することをお勧めいたします。
壁面緑化が登攀型の場合、施工後に植物が予想外の方向へ伸びてしまわないように誘引し、補助資材に結束するなどして植物の登攀を助けます。
下垂型は、土壌の量に気を付けて定期的に施肥を行い、成長を促します。土壌量は植物の成長に関わりますので、出来るかぎり豊かな土壌を与えるのが望ましいです。
基盤造成型は、場所によっては雨水を吸収しにくく、また、構造的に水やりで湿気てしまうことがあるので、適切な水分管理に注意が必要です。

【生育環境や耐風性】

壁面緑化の効果は、植物の特性を利用したものです。植物は生きていますので、設置場所や壁面の方位、風向き、湿度、照度、日照時間、日射量などの影響を直接的に受けます。同じ地域、同時期に植えたとしても、生育には差が出ることがあります。
また、建物上部の方が風力は強く、季節により台風、突風も吹き付けます。高層に壁面緑化を設置する際は、風荷重も計画に含み、植物の知識と経験が豊富な専門家に相談しましょう。

○壁面緑化のデメリット

壁面緑化にはたくさんのメリットがありますが、デメリットや思わぬ例もあります。

まずはコストと手間。
壁面緑化は設置費用だけでなく、水やりなどメンテナンスに手間と費用が掛かります。時として、病害虫が発生することもあります。落葉の時期は、枯れ葉を掃除するなど周囲の方々への気遣いも重要です。

次に、植物は生きています。
コンクリートの隙間から大根が生える事件が、過去のニュースでありました。
植物はとても逞しく生きています。外壁の構造・材質によっては、壁面緑化植物が成長しツルを伸ばした際に、緑のツルが思わぬ場所から出てきたり、最悪な事態になると、外壁の隙間を突き破ってしまう可能性もあります。外壁の構造や材質も確認が必要です。

その他、壁面に吹き付ける風。
歩いていると気持ちの良い風でも、壁の位置が高くなるほど強い風に変わります。季節・気候によっては突風も吹きつけます。高層の壁面緑化を設置する場合は、壁に設置した植物と補助資材が風に充分に耐えられるか、風荷重負荷の計算も必要です。

○ブルージー・プロ壁面緑化システム

ブルージー・プロの壁面緑化システムは、4タイプあります。
屋上緑化で培った植物の知識と現場での経験を活かし、納品と施工をさせて頂いております。早期緑化を目的に、お客様にお求めやすい価格で。4タイプの工法と、多種な植栽を組み合わせて、お客様に満足して頂ける壁面緑化をご提案しています。
壁面緑化設置後も、枯れ保証期間があり生育状況のご相談があれば、真摯に対応させて頂いております。是非、一度ご相談ください。
(※設置状況によっては、枯れ保証が出来ない場合もございます。)

①植栽ネット工法

【タイプ1】
・ポリエチレン100㎜目合い、コスト面で一番魅力的
【タイプ2】
・ポリエステル樹脂の黒メッシュネット仕様
・2mピッチでSUSワイヤーと金具で固定
・建物と調和するデザイン性が特徴で、低価格で比較的早く緑化が完成
■詳細図
詳細図

導入事例写真

導入事例写真

②SUSワイヤータイプ

・低価格、簡単施工、ローメンテナンスの壁面緑化工法。
軽量で建物に負担をかけません。2~3年先の被覆を目指します。

■詳細図
詳細図

導入事例写真

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③2層タイプ

・ポリエステル樹脂の黒メッシュネットとSUSグリッドの2層構造。
 黒メッシュネットは25㎜×25㎜、SUSグリッドは15㎝ピッチのグリッド。
デザイン性にも優れ、早期緑化が見込めます。黒メッシュネットで吸着性植物の登攀を助け疎らになりやすい下部分をカバーします。

■詳細図
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導入事例写真

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④プランター一体型

・施工性が良く早期緑化が可能です。建物価値向上に寄与します。

■詳細図
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導入事例写真

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○壁面緑化の事例

既存・新築に限らず、工場や店舗、オフィスビルなど壁面緑化事例は多くあります。加えて、立体駐車場でも壁面緑化の事例を見ることが出来ます。

多様な場所への壁面緑化設置は、壁面緑化技術の進歩によるものでもあります。

壁面緑化技術の進歩により、ツル性植物だけではなく低木やコケなど幅広い選択が可能になりました。幾年にもわたる植物の成長を見据え、永続性と意匠性も兼ね備えた緑化手法が日々研究されています。

そんな壁面緑化を設置して断熱効果を得た例で、大阪市公共施設の壁面緑化があります。

ある夏の日、壁面の表面温度を計測すると46度に上りました。一方、壁面緑化を設置した植物裏側の壁面を計測すると23度。壁面の温度が下がったことで、同時に室内の温度も下がり、冷房効率がアップしています。

この例からも、壁面緑化を設置することによる温度差が、省エネ効果に繋がることが分かります。商業施設やオフィスビルでも同じように、壁面緑化によって冷房効率アップが期待出来ます。

また、壁面緑化は建物や周辺環境の景観向上にも寄与します。壁に緑のカーテンを設置すると、建物のみならず街にも緑の景観が増えます。
商業施設やオフィスビルなどでは、来訪者の方々の目に、壁の緑や場合によっては花が映ることで、爽やかなどのイメージアップも期待できるでしょう。

○壁面緑化の実例

屋上緑化で培った植物の知識と現場での経験を活かし、納品と施工をさせて頂いております。

ルージー・プロで一番シンプルな、植栽ネット工法。しかし、壁の材質や施工地域、植物に合わせて細やかな施工をしております。

伊丹市にある某スポーツクラブ壁面緑化では、壁の一部がツルツルとした特殊な材質のであった為、専用の金具を取り付け施工させて頂きました。

当初から設計イメージがあった、京都にある某学業施設や神戸商業施設では、植物の経年変化も見据えた施工をさせて頂きました。今では、当初の設計イメージが紙から抜け出したような生育状況です。

ブルージー・プロではお客様からのご相談やご意見に、一つ一つ丁寧に取り組んでおります。「高品質・低価格」を目的に、取り組んだ結果を検証し、その成果を製品の向上に反映しています。

ある物件で「壁面植物の初期被覆が気になる」というご相談をお客様から頂きました。
 施工担当者が打合せを行い、壁面植物が建物を覆うまで、フェイク植栽を利用した壁面緑化をご提案させて頂きました。

壁面緑化設置後も、枯れ保証期間があり生育状況のご相談があれば、真摯に対応させて頂いております。(※設置状況によっては、枯れ保証が出来ない場合もございます。)

様々な現場で積み重ねて出来た数多くの実績と経験が、お客様に合った緑化をご提案いたします。是非、一度ご相談下さい。

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