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キリンソウと四季の彩り日記屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正

中国の緑化企業支援 第5回 中国の屋上緑化施工手順

      第5回 中国の屋上改装現場で行われる屋上緑化施工

緑化システムはよく使われる上海海納迩建築科技有限公司製 屋上緑化ユニットを使った屋上緑化について見てみよう。

ユニットの肉厚は2mm程度ありしっかりした構造

日本での緑化商品搬入では、植栽済みユニットを現地に搬入し、ユニックや外付けエレベーターで設置場所階まで荷揚げし、

耐根シート貼り付け、見切り材設置、緑化ユニットの配置連結、潅水装置連結の工程を経て100㎡程度だと3~4日で完成となるが、

中国では現地植が一般的で現地に部材搬入される。

部材を現地に荷揚げ、ユニットの配置接続、土壌入れ、潅水装置接続、植物植栽が今回見学した現場の流れになっている。

緑化ユニット

屋上面に緑化システムを組み立てながら配置、培土を入れる。

現地での配置状態

から下に排水の流下を考え配置 耐根シートは使用していない

ユニットの敷き並べが終わると培土入れ

アスファルト防水モルタル押えの屋上に直接施工

緑化ユニット施工では、ユニットは水路兼防根トレーの上に配置するので防根シートは設置しない。

この現場の潅水はスプリンクラーを設置

培土の組成は秘密で判らなったが、赤土、バーク堆肥、軽石もしくは団粒土で構成されているようだ

植物は現地植え 全て大型種より選抜されている

植栽密度に注目 非常に密に挿し芽をしている

完成状態

溝に立っている黒いヘッドの支柱が潅水用スプリンクラー

日本に比べ密植であり、全ての現場がこのようとは思わないが植物が着根に2カ月程度で

100%緑被状態になると推定される。

日本の薄層屋上緑化と比べ緑で覆われる完成度は高い。

 

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