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キリンソウと四季の彩り日記屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正

27 No7質問回答 タケシマキリンソウと日本海側岩場に自生するキリンソウの違いは何ですか?

No7質問回答 タケシマキリンソウと日本海側岩場に自生するキリンソウの違いは何ですか?

 

化学突然変異育種講座を見ていただきありがとうございます。

6月3日より「化学突然変異育種講座」を開始し一か月の間に500件近くのアクセスを頂き100名様近い方の興味を頂きまして感謝します。

質問も多くいただきましたので、「突然変異手順」の特集中ですがご質問の回答を先に致します。なお問合せ個人情報は伏せさせていただきます。

 

読者よりの質問

Q:タケシマキリンソウと日本海側岩場に自生するキリンソウの違いは何ですか?

 

回答:

大きな違いは春成長する新芽が

秋に成長する: タケシマキリンソウとその改良種

春に成長する: 一般にキリンソウと呼ばれている種

いずれのキリンソウも当年成長した枝葉は枯れます。タケシマキリンソウは株元に近い部分が木の状態(木質化)になり越冬する場合が有ります。

タケシマキリンソウの商品名として、冬季に秋成長する新芽が緑に見える事を称して「常緑性キリンソウ」「常緑キリンソウ」と商品名をつけている商品が有るが、いずれも当年成長枝葉は枯れる。

 

文献よりその特徴は

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

タケシマキリンソウ(Sedum takesimense Nakai)は

日本と韓国の間の離島,UllONG−DO(鬱陵島,旧日本名は磯竹島または竹島)が原産とされ、草姿はキリンソウに似ており、越冬芽の状態が未展開芽で越冬し、茎が木質を呈する点が特徴とされるが、形状や性状の変異が多く複数の系統が存在すると考えられる。自生種であるため、大半の個体が6月~7月に黄色の花を付ける。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

日緑工誌,J. Jpn. Soc. Reveget. Tech., 36(3), 446,(2011)

コラム 緑化植物 ど・こ・ま・で・き・わ・め・る

常緑系キリンソウ(Sedum takesimense NAKAI)

より抜粋

・・・「とても強健なキリンソウの仲間」として 1 本の苗を譲り 受けた。それは 1999 年 6 月のことであり,直ちに都内で栽培試験を開始すると同時に,同年 10 月より 1 年間日本クラ イメートゾーン 8 に相当する 2 地点〔神奈川県津久井郡: ZONE 8 b(年最低気温平均-6.7~-9.4℃),宮城県志田郡: ZONE 8 a(年最低気温平均-9.4~-12.2)〕において生育ならびに越冬性に関する実験を実施した6)。葉の距歯や古くなると茶褐色になる茎など在来のキリンソウとは異なる草姿であり,茎が半ツル性に発達すること,そして最も注目すべきことはいずれの地点においても着葉状態で越冬することであった。その時から便宜的に趣味家仲間とともに「常緑キリンソウ」などと称していた。もちろん正式な和名ではない。 国内では当時園芸的にもほとんど知られておらず筆者と数人の趣味家が栽培しているのみであったが,直ちに本種が「タケシマキリンソウ(Sedum takesimense)」という固有種であることが分かった。<抜粋>

参照文献

日緑工誌,J. Jpn. Soc. Reveget. Tech., 36(3), 446,(2011)

コラム 緑化植物 ど・こ・ま・で・き・わ・め・る

常緑系キリンソウ(Sedum takesimense NAKAI)

飯島健太郎(桐蔭横浜大学工学部)iijima@cc.toin.ac.jp

 

タケシマキリンソウは竹島で発見後、ヨーロッパで交配改良された後日本へ戻った帰化植物として流通している。2000年代盛んになった屋上緑化用途に種子輸入して多用されたことから、亜種のすそ野が広く、原種との違いを市販種から識別するのは難しくなっている。

 

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

キリンソウ(麒麟草、Phedimus aizoon var. floribundus)は、ベンケイソウ科に属する多年草でシベリア東部・中国・朝鮮半島と日本の北海道・本州・四国・九州の沿岸部の岩場、山地の日当たりのよい岩場などに分布する

日本に自生するキリンソウは私が確認した限り落葉性で早春新芽が生長する。

 

 

 

キリンソウは厳密に調べると亜種が多く有り大別しすると
ホソバノキリンソウ(Phedimus aizoon (L.)’t Hart var. aizoon[1]

キリンソウよりも葉が細長く、葉の縁全体が鋸形状となる[5]。神奈川県と三重県で絶滅し、岡山県で絶滅危惧I類に指定されている種である[10]

エゾノキリンソウ(Phedimus kamtschaticus (Fisch..)’t Hart
北海道、北千島、カムチャッカに分布し、岩れき地に生える。キリンソウよりも根茎が肥厚せず、地面を這い、葉にはきりとした切れ込みがある点で区別される。

ヒメキリンソウ(Phedimus sikokianus (Maxim. ex Makino) ‘t Hart[1]

四国山地固有の多年草。環境省によりレッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧IB類・EN)に指定され、徳島県により絶滅危惧I類、高知県により絶滅危惧II類に指定されている[10]。園芸用の採集・森林の伐採・草地の開発が、減少の主要因と推定されている[13]。 高知県の出身の植物学者である牧野富太郎がこの和名を命名した。高知県立牧野植物園が、2011年に植物園栽培での開花に初めて成功した

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

問い合わせ先

東京都市大学 総合研究所 客員研究員 山下律正

連絡先:yukistr@oboe.ocn.ne.jp

問合せは、“化学突然変異の件”とタイトルを付けてください

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