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壁面緑化設計ノート屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正
ヘデラ緑化マニュアル 9章:4 建築設計者向け「顧客対応編」
<建築設計者・施主向け ヘデラ壁面緑化Q&A>
景観重視のバラ壁面緑化は「花の景観価値」が最大の特徴ですが、ヘデラ壁面緑化は「常緑による長期安定被覆」と「建築環境性能向上」が最大の特徴です。設計者や施主から実際によく受ける質問をまとめました。
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目次
1:多くの実績があるパネル式壁面緑化と比べ、安価なネット式・ワイヤーメッシュ式ヘデラ緑化を選ぶ必要があるのですか?
2:ヘデラ緑化でも維持管理費(剪定・灌水・点検)が毎年かかります。コストに見合う経済的なリターンはありますか?
3:ヘデラは放任すると枯損・荒れ前面にせり出すイメージがあります。管理不足で無残な景観になるリスクはありませんか?
4:近年、企業にはESG投資への対応が求められています。ヘデラ壁面緑化は評価につながりますか?
5:冬場に葉が落ちて建築の美観を損ねる心配はありませんか?
6:施主プレゼンを成功させる「伝える言葉」
建築環境性能重視型
ランニングコスト重視型
ESG・企業価値重視型
景観重視型
ゼネコン・設計事務所向け提案型
7:設計者が施主へ説明助言
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1:多くの実績があるパネル式壁面緑化と比べ、安価なネット式・ワイヤーメッシュ式ヘデラ緑化を選ぶ必要があるのですか?
最大の理由は、長寿命・低更新コスト・自然な景観形成です。
パネル式緑化では「灌水設備依存 、パネル更新、植物交換」が必要になります。
一方ヘデラは、「地植え・大型プランター植栽が基本であり、長寿命・自己更新能力が高いため、長期的には維持費を抑えられる場合があります。
また、パネル緑化特有の「人工的な緑の壁」ではなく、自然な景観形成が可能です。
2:ヘデラ緑化でも維持管理費(剪定・灌水・点検)が毎年かかります。コストに見合う経済的なリターンはありますか?
あります。維持管理で意匠剪定、壁面に重量物を取付けずボリームを持った緑化が可能などの利点が見直されています。
直接的には、「壁面遮熱、空調負荷軽減、外壁保護、建物寿命延伸」が期待できます。
間接的には。「建築物のブランド価値向上、テナント誘致効果、企業イメージ向上、来訪者満足度向上」などがあります。
特に近年は環境配慮型建築としての評価価値が高まっています。
3:ヘデラは放任すると枯損・荒れ前面にせり出すイメージがあります。管理不足で無残な景観になるリスクはありませんか?
リスクはあります。
植物そのものより維持管理でおきる剪定不足、灌水停止、支持材の劣化放置が原因で生じます。
適切な維持管理計画と施工時より維持契約を契約する事が重要です。劣化や枯損、景観不良を防ぐ対策をします。
ヘデラは壁面緑化植物の中でも非常に安定した植物です。
むしろ枯死率は多くのパネル植物より低い傾向があり維持管理費は低く押さえられます。
4:近年、企業にはESG投資への対応が求められています。ヘデラ壁面緑化は評価につながりますか?
十分につながります。
評価されるポイントは
Environment(環境)
- ヒートアイランド対策
- CO₂固定
- 生物多様性向上
- 建物遮熱
Social(社会)
- 都市景観改善
- 従業員の快適性向上
- 地域環境への貢献
Governance(ガバナンス)
- 環境配慮型施設としての情報開示
です。近年はESGレポートや統合報告書に緑化事例を掲載する企業も増えています。
5:冬場に葉が落ちて建築の美観を損ねる心配はありませんか?
ヘデラの最大の強みは、常緑植物であることです。
冬でも葉を維持するため、
- 緑視率の維持
- 景観維持
- 遮熱・断熱効果の継続
が期待できます。しかし落葉は必ず起きるので維持管理で可能性のある葉の除去をお願いします。
6:施主プレゼンを成功させる「伝える言葉」
建築環境性能重視型
「ヘデラ壁面緑化は単なる装飾ではなく、建築物そのものの環境性能を高める“生きた外装材”です。」
ランニングコスト重視型
「初期投資だけでなく、10年後・20年後まで見据えたとき、ヘデラは非常に合理的な長寿命緑化システムです。」
ESG・企業価値重視型
「企業の環境姿勢を可視化し、建物自体をESG発信媒体へ変えることができます。」
景観重視型
「品種も多く四季を通じて緑を維持し、建築と調和しながら年々価値を高める景観資産になります。」
ゼネコン・設計事務所向け提案型
「ヘデラ壁面緑化は、建築デザイン・環境性能・維持管理性を高いレベルで両立できる、実績豊富な壁面緑化手法です。」
7:設計者が施主へ説明助言
「ヘデラ壁面緑化は“植える設備”ではなく、“育つ建築資産”です。維持管理で意匠を作る事が可能で、時間の経過とともに景観価値と環境価値が増していく点が最大の特徴です。」
<技術資料> ヘデラ緑化マニュアル 目次


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