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キリンソウと四季の彩り日記屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正

81キリンソウ新品種 四季彩12 誕生解説

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種苗登録申請No36891誕生解説

Seed registration application No36891 birth explanation

 

・四季彩12はタケシマキリンソウ突然変異種の中でもグラスグリーン色(芝生のような深い緑色)

の葉色が安定している中小型種です。

・タケシマキリンソウ種の中小型種は茎が細く、成長と共にほふく型になる品種が多い中、

四季彩12は太い茎で直立成長し、開花枝は6月頃より開張に伸長ほふく状態になる。

・花序が成長するタイプでは、花序(花房)は成長を続けながら開花し最長10cmに達する。7月頃の景観は中央がグラスグリーンの新緑、外周は10cm近くに成長した花序(花房)取り囲むリング花壇状になる

 

四季彩12は草丈は20cm以内に収まる中小型種でグラスグリーン(芝生のような深い緑色)、剪定メンテナンスは少なく環境により徒長した場所のみですむ省緑化に適した品種です。

 

 

<参考資料:1>

キリンソウ緑化導入後の最優先事項はメンテナンスであり、最も手間のかかる作業は「開花後の花枝刈取」である。

これまで屋上緑化等に使用されてきたキリンソウの草丈は30cm~50cmに成長し、花は直径10cm程度の花序になり開花後結実すると黒色になり見苦しくなる。

このため刈取メンテナンスが必須となり費用と労力に加え廃棄物の量も多くなっていた。

 

 

写真は、放任しているキリンソウの草姿

<Reference materials: 1>

The top priority after the introduction of Kirinsou(Phedimus ) greening is maintenance. The most time-consuming work is “cutting flower branches after flowering”. The photo shows the grass of Kirinsou

 

放任しているキリンソウの草姿

 

ここまで放置すると、風や花序の重さで倒れて、新芽の成長を妨げるだけででなく景観を損なう。

四季彩12は草丈が低くその要望をかなえる品種です。

 

技術顧問 山下律正

Technical Advisor: Ritsumeikan Yamashita

 

 

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