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壁面緑化設計ノート屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正

よく使う壁面緑化方法の利点と欠点

壁面緑化の種類と利点・欠点

 

工場や商議用施設の壁面緑化に求められる条件は

低コストで維持管理が不要の緑化になると思われます。

そこで、最もよく採用されている工法3種の工法・利点・欠点を解説します。

植栽ネットタイプ

工法:壁面にアイナットを取り付け、これを介してネットを取り付ける

コンクリート躯体にアンカーボルトを埋め込みこれを介してネットを取り付ける。

利点:設計で取付け躯体計画の必要なし、壁面塗装工事終了後に設置できる

低価格、速施工

植物生育は良い

欠点:ネットの耐候年数は一般に10年以内

ネットのたわみが発生

50mm以下のALC、鋼板壁面ではアンカーピンの本数が増える

パネルタイプ

工法:壁面にアンカーピンを設置し、これにSUSワイヤーメッシュパネルを固定金具を介して固定する方式。

利点:設計で取付け躯体計画の必要なし、壁面塗装工事終了後に設置できる

低価格、速施工

壁面に可燃物を取り付けない
SUSメッシュは錆びず耐候性が高い

植物生育は良い

欠点:ステンレス材の価格に単価が影響される、植栽ネット工法より高い

SUSワイヤータイプ

工法:上下にワイヤー設置用のアングルを設置、これにワイヤーを緊張設置、ツル植物を巻き付登坂させる方式。

上下にワイヤー設置用のアングルを設計で盛込む

使用できる植物に制限がある

利点:縦ストライプ状に緑化

壁面塗装工事終了後に設置できる

低価格、速施工

壁面に可燃物を取り付けない
欠点:ステンレス材の価格に単価が影響される、植栽ネット工法より高い

使用できる植物に制限有り、は巻ツル植物のみ

植物登坂初期に誘引が必要

 

 

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