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壁面緑化設計ノート屋上緑化システム株式会社
技術顧問 山下 律正
壁面緑化に自動潅水装置は必要か?
壁面緑化に自動潅水装置は必要か?
壁面緑化植物は壁面横に作られた花壇に植える場合が最も多く、
設計段階、現場工事段階でも潅水装置は採用しない場合が多い。
緑化施工者から見た雨水が当たる範囲は
軒先鉛直より内側は雨水が当たらない場所、植物の生育には軒先鉛直位置より30cm前に植えないと生育遅延が生じる。
多くの木で根は通常、地下に1〜2mほど貫入しますが、根の量の80〜90%が地面の下30cmのところに分布しています(緑地でみられる植栽された木は直根を切られて栽培しているので、特に下への伸びが少ないと言えます)。


はたして、潅水装置が無い場合
良好な緑化維持と、建築物への影響はないのだろうか?
潅水装置が無い場合
植物の根は生育維持するために常に水分のある場所を探し、その方向に深く根を伸ばします。
灌水装置をない場合、植栽周辺にある水分方向が建築物の地下にある場合は、そちらに伸ばします。
時間の経過とともにスラブが割れたり、盛り上がる現象が発生します。
この状況は、横断歩道のアスファルトが根の伸長に沿って盛り上がっている事を見かけると思います。




潅水装置を設置した場合
根は伸長しなくても吸水できるため浅く小型にまとまります。
欠点は、根張りが少ないので台風などの強風に弱い点が上げられます。
メンテナンス経費をかけず維持したい場合
有効な方法
1 花壇前面に排水溝を配置し、隙間に開け透水させる
2 花壇周囲のGLを花壇向きに傾け、雨水排水を引き込む
3 花壇修景ブロック(レンガ)を透水型製品を使用し降雨の透水をする
4 花壇周囲の土壌を深く土壌改良剤を入れ耕うんする。透水性が高まり周囲の水分を誘導できます。


参考文献
森ノオト 根っこの話
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