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「JIS規格」の解説

JIS規格とは、日本の産業製品に関する規定や測定法を定めている、日本独自の規格のことです。英語の「Japanese Industrial Standards」の頭文字を組み合わせた言葉で、日本語だと「日本産業規格」と訳せます。電化製品やプログラムコード、サービスなど、さまざまな事柄に対して規格を設けています。

基本的に、JIS規格に適合した製品やサービスを展開するか否かは個人・組織が自由に決定できますが、法律等に引用された場合は強制力を持つようになります。JIS規格には環境保全、生産性、利便性、安全性、技術進歩の促進などさまざまな観点から規定が設けられており、必要に応じて一定の基準を満たした製品・サービスを展開しなければなりません。一例として、日本のトイレットペーパーの直径はロールの状態で120mm以下と定められています。

JIS規格と混同されやすい規格に、ISOがあります。どちらも、製品・サービスの規定を定めたものです。両者の違いとして挙げられるのは、規制される範囲。JIS規格は日本国内に向けた規格で、ISOは国際的な規格です。JIS規格はISOの内容に準じるような形で設けられているため、内容にはほとんど差がないと考えて良いでしょう。

JIS規格とISOが定められた理由は、世界中で円滑な貿易を実現するためです。きっかけはEC(欧州共同体)が発足した後、ISOやIEC(国際電気標準会議による国際規格)とEN規格(欧州規格)に整合性を持たせようとしたことです。そして各国が独自に設けている規格をSIOやIECに合わせ、世界中で同じ規格の製品を輸出入できるようにすることで、国際貿易をより盛んにしつつ環境にも配慮できるようになりました。

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