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「DfE」の解説

DfEとは、商品やサービスの企画設計段階で環境へ配慮することです。英語の「Design for Environment」の頭文字を組み合わせた言葉で、日本語だと「環境適合設計 」や「環境配慮設計」と訳せます。日本では平成13年4月の資源有効利用促進法の施行により、具体的な業種・製品が指定され、DfEへ向けた動きが一層加速しました。

例えば家電メーカーの場合は、新製品を企画開発する段階で、設計・生産・使用・廃棄・再利用という製品のライフサイクルを考慮することが求められます。ライフサイクルの各段階でも環境に配慮することが必要で、生産段階なら梱包材の簡素化や再生資源の使用、使用段階では省エネ機能の搭載や長期利用できる性能などがDfE対策として有効です。

DfEが推進された背景には、地球全体で廃棄物の発生量が増加していたことが挙げられます。これを受けて1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットにおいて、生産工程の上流(=企画段階)から環境に配慮した製品づくりを推進することが取り上げられました。2002には国際標準化機構がDfEに対応した製品の規格シリーズを設け、世界中でDfEへ向けた動きが加速しました。

DfEの考えのもと生まれた製品を、「エコプロダクツ」と呼ぶことがあります。エコプロダクツには専用のロゴマークが掲載されている場合もあるため、購入者は簡単に見分けることが可能です。組み立てに使うネジの量を減らした製品やリサイクルしやすい家電などがエコプロダクツに該当し、環境ビジネスの発展にも効果が期待されています。

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