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「見切り」の解説

見切りとは、建築用語で床や壁などの「異なる材料の間にできる隙間」を埋める建材や切れ目の部分を指す言葉です。たとえば、天井や壁の「仕上げ面」、壁と腰板の間で「材質の異なる箇所」や「見た目にギャップが生じる箇所」の差を埋めるために見切り素材が使われます。

見切りがよく使われる部分
天井仕上げ面
壁仕上げ面
壁の腰板部分
上部のクロス部分

見切りの設置例
洗面所がクッションフロアになっており、廊下がフローリングになっている家では境目に「見切り」として「金属製のレール」をはめ込む

見切りを設置する目的
見切りを設置すると、床や壁、天井などの「外観」が美しく整います。またバリアフリー住宅などでは、見切りで段差を埋めることによって居住者の転倒を防いだり、車いすでもスムーズに移動したりできる効果も期待できます。

見切りの素材
見切りに使われる建材には、さまざまな材質のものがあります。
たとえば屋内に設置する場合、周囲の素材になじみやすい木目調のものや、居住者がぶつかってもけがをしにくい柔らかいポリ塩化ビニルなどの素材が適しやすいでしょう。屋外で利用する際には、アルミ素材や金属製の丈夫な見切り建材がおすすめです。

屋上緑化素材の見切り材
屋上緑化ではおもに陸屋根において土留めや縁石、ガーデンエッジとも言われ、屋上緑化の区域分けや縁取りに使われています。土壌や植栽基盤を入れたり囲う容器としての機能がありますが、機能性だけでなく色やデザインを重視したものもあります。比較的重量がかさむことが多いので、積載荷重に注意が必要です。

建物を建築する際、見切りを上手に仕上げられれば部屋内や外観のイメージが格段に変わります。床や壁の素材だけではなく見切り素材についても部屋の雰囲気にマッチしたものを選択しましょう。

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