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「常緑植物」の解説

常緑植物(じょうりょくしょくぶつ)とは、一年を通じて幹や枝に一年中葉がついており緑を楽しめる植物です。常緑植物の「樹木」を「常緑樹(じょうりょくじゅ)」といい、常緑植物(常緑樹)の反対語が落葉植物(落葉樹)です。ただし常緑植物であっても、永続的に「同じ葉」がついているわけではありません。古くなった葉は落ちて新しい葉と入れ替わり続けています。日本の常緑樹の場合、葉の寿命は平均的に1~2年程度ですが、マツ類では10年くらいまでの長い寿命を持つものがあります。一方熱帯雨林では3ヶ月程度の短命なものが多数です。

このように葉に寿命はありますが、落葉樹と異なりある時期に一気に葉が落ちてしまわないので「常緑性」が保たれています。

常緑植物と気候の関係
植物が葉を保ち続けるには、日光や水量が必要です。そこで熱帯地方では常緑植物が繁栄しやすく、熱帯雨林では多くの植物が常緑です。ただし温暖な地域ではやせた土地であっても松や糸杉のような常緑植物が育つケースがあります。

常緑樹の分類
常緑樹は大きく分けて広葉樹と針葉樹に分類できます。
広葉樹は平らで幅の広い葉をつける植物で、多数の枝を横に広げて生長する特徴があります。美しい花や実をつける種類が多く、庭作りにもよく利用されています。寒さや乾燥には弱いため、温帯や熱帯の雨量の多い地域に広く分布しています。

針葉樹は平たく細長く尖った形状の葉をつける植物です。マツ科やスギ科が典型種で、日本における人工林では90%以上が針葉樹となっています。針葉樹は寒さに強い特徴を持ち、寒帯から亜寒帯に広く分布しています。

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