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「客土」の解説

客土(きゃくど)とは、ある土地に他の場所から土を搬入し入れ替えることです。土壌改良方法の1つであり、以下のような目的で行われます。

農業や園芸目的の客土
農業や園芸を行う際、植物を効率的に生長させるためには土壌が改善必要な場所があります。そういった場合、客土によって土内の有機物や栄養素を増やしたり保水力を高めたりして農業や園芸ができるようになります。
たとえば野菜栽培には適しない土質の場所で客土を実施すると、野菜を育てられるようになって農業を行えます。土質が悪くほとんど植物が育たない場所でも、客土によって草や木を自生させたり中低木を植栽したりできるようになるケースも多々あります。泥炭地で米を栽培する場合、味の改善を目的として客土を実施する例もみられます。泥炭土壌へ砂質系の火山灰土を搬入すると、タンパクの含量を減らして食味が改善されるのです。
土壌が汚染されている場合、客土によって汚染による影響を低減する効果もあります。

土木事業としての客土
客土は土木事業にも活かされています。たとえば泥濘地上に建物を建築するには、地耐力を改善しなければなりません。その場合、別の土地から建物建築に適した良好な土を搬入し、土の入れ替えを行います。

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