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「国連ミレニアム開発目標」の解説

国連ミレニアム開発目標とは、開発分野における世界共通の目標のことです。英語の「Millennium Development Goals」から、「MDGs」と略されることがあります。2000年、ニューヨーク開催の国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」をもとにまとめたもので、2015年に達成すべき8つの目標を掲げています。

国連ミレニアム開発目標には、貧困・飢餓・ジェンダー平等・環境問題などが盛り込まれていました。環境分野をより細かく見ていくと、環境資源の喪失の阻止と回復、生物多様性の損失の抑止、安全な飲料水と衛生施設の確保、スラム居住者の生活環境の改善などが目標に掲げられていました。

各国が対策・対応に取り組み、2015年には環境分野でもさまざまな成果を残しています。安全な飲料水を利用できる人の割合が76%から91%にまで向上し、61%の人が改善された衛生設備を使えるようになったのです。1990年代以降、安全な飲料水は26億人、改善された衛生設備は21億人が新たに利用できるようになったと計算されています。

一方で課題も残り、MDGsによって国・性別・年齢・経済状況などの格差も明らかになりました。MDGsの期限を迎えた2015年、国連総会では全会一致で「持続可能な開発目標(SDGs)」が2030年までの目標として新たに策定されました。SDGsのなかには、「13 気候変動に具体的な対策を」「15 陸の豊かさも守ろう」のような環境分野の目標も設けられています。SDGsではMDGsで解決できなかった課題を解決し、2030年に向けて目標を達成することが期待されています。

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