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「固化培土」の解説

固化培土とは、特殊繊維加工によって物理的に「固めた」培養土で「エクセルソイル」とも言われます。ピートモスやココピート、パーライトやバーミキュライトなどを主原料としており、農業や園芸、建物の緑化等の目的で広く利用されています。

固化培土の特徴
・素材の形状とは無関係に網状の構造を形成できる
・素材本来の保水性や透水性等の性質を維持できる
・固化しているためスポンジ状の構造を長期にわたって維持できる

固化培土のメリット
・保水性・透水性に優れている
・形状が安定するので土壌が流出しにくい、雨が降っても水の流れ跡などができにくい
・支持体が少なくても垂直方向へ展開しやすい
・屋上などの平面地であっても固定しやすい
・目詰まりしにくく、植物の生長や維持に重要な「空気」を確保できる
・土の空気に触れる面が増えるので、植物の根が生長しやすくなる
・気化熱により、夏場でも土表面の温度が上昇しにくい
・接着剤を使わずに済むので植物に優しい

固化培土と屋上緑化、壁面緑化
固化培土(エクセルソイル)は屋上緑化や壁面緑化に非常に適した土壌です。
屋上や壁面では、地表のように頻繁に水やりができないケースが多く、土壌に高い保水性を要求されます。また直射日光があたり温度の変化も激しく過酷な環境になるケースが多数です。
保水性の高い固化培土であれば、頻繁な潅水をしなくても植物の植裁が可能となりますし、保温性が高いので厳しい環境でも植物を守りやすくなります。

屋上では土を「平面」に置かねばならなかったり、土を固定するための十分な面積を保持しにくかったりするケースも多々ありますが、形状を固定できる固化培土であれば平面上や狭い面積でも土を置いて植物を育てられます。

屋上には強い風が吹き付けて土壌の形状が崩れてしまいがちですが、固化培土であれば形状が固定されるのでこの問題も解消されます。

固化培土を使えば潅水の手間をかけず、狭いスペースや平面スペースでも屋上緑化や壁面緑化が可能ですので、緑化の際にはぜひ導入を検討してみてください。

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