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「バーク堆肥」の解説

バーク堆肥とは、木の皮(バークbark)を原料とする肥料です。木を伐採する際に生じた樹皮や木を加工するときに余った樹皮を利用して作られます。
細かく砕いた広葉樹や針葉樹の樹皮を化学肥料や家畜の糞など混ぜ、発酵が進むとバーク堆肥として完成します。

バーク堆肥の効能、メリット
保水性、保肥性に優れる
土にバーク堆肥を混入すると、土は水分を維持しやすくなります。適量を残して不要な分は排出できます。
またバーク堆肥が栄養分の吸収を助けるため保肥性にも優れており、植物の生長を促進します。

長期的な土壌改善効果
バーク堆肥には「リグニン」という分解されにくい有機物が含まれており、家畜の糞などの他の土壌改良材に比べて長持ちしやすい特徴があります。これにより、長期的な土壌改善効果を期待できます。

微生物が多様化して病気を防止
分解しにくいバーク堆肥には多種多様な微生物が集まるため、土壌内の微生物が多様化して病原菌の繁殖を防止し、植物が病気にかかりにくくなる効果もあります。

断熱・保温効果
バーク堆肥は多くの空気を含んでいることから、高い断熱性や保温性を有します。

バーク堆肥の効果的な使い方
バーク堆肥は、土に混ぜて使う方法と土にかぶせて使う方法があります。
これから植物を植える場合には土に混ぜてから植栽すると良いでしょう。
すでに植物が植わっている場所では、植物の周りを少し掘って溝を作り、バーク堆肥を混ぜて埋め戻しましょう。

バーク堆肥の注意点
・乾燥している場合、湿らせて使用する
バーク堆肥は乾燥すると吸水力が低下するので、乾燥している場合には水やりをして湿らせてから使いましょう。
・一回にまとめて多量に投与しない
一度にまとめて多量に投与すると、乾燥による害を引き起こしてしまう可能性があります。
・適度に肥料を加える
バーク堆肥そのものにはほとんど肥料が含まれていないため、植物を効率的に成長させるには適度に肥料を足すようお勧めします。

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