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「グリッドパリティ」の解説

グリッドパリティとは、再生可能エネルギーによる発電コストが、既存の電力の発電コストと同等かそれ以下になる状態のことです。「送電線」を意味する英単語「Grid(グリッド)」と、「同等」を意味する英単語「parity(パリティ)」を組み合わせて作られています。

グリッドパリティ達成のためよく使われる再生可能エネルギーは、太陽光です。太陽光発電装置は一度設置したら20~30年は稼働すること、近年は装置の価格が低下していることなどから利用する人・団体が増加しています。

近年グリッドパリティが重視されている理由として挙げられるのは、地球温暖化対策・エネルギー安全保障・電気料金の低下の強化の3つです。地球温暖化対策には、化石燃料使用量の削減・中止が必要不可欠です。また化石燃料使用量が減ると、石油や石炭といった有限のエネルギー源に頼らずに済むため、安定したエネルギーの供給が実現できます。さらに、グリッドパリティを達成することは、既存の電力より再生可能エネルギーを使った電力の方が電気代が安くなることを意味するため、電気料金の削減にも効果的です。

グリッドパリティの定義は国によって異なり、日本の場合は3段階に分けられています。第1段階は再生可能エネルギーによる電力の価格が家庭用電力(従量電灯)価格並み(23円/kWh)になることで、2013年に達成されました。第2段階は業務用電力(高圧以上)価格並み(14円/kWh)、第3段階は汎用電源(基幹電源)価格並み(7円/kWh)です。第3段階の達成目標時期は、2030年とされています。

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