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「アジェンダ21」の解説

アジェンダ21とは、1992年6月リオデジャネイロ開催の地球サミットで採択された行動計画のことです。持続可能な社会を実現するため、国や国際機関が実行するべき行動方針をまとめています。各国の国内でもアジェンダ21の考えが浸透するよう、国ごとに「ローカルアジェンダ21」の作成も推奨されています。

アジェンダ21が定められた背景には、環境問題に対する意識が国際的に高まっていたことがあります。1972年にスウェーデンの首都ストックホルムで開催された国連人間環境会議を機に国連環境計画という組織が創設され、以降有害廃棄物やオゾン層に関する交渉が国家間で行われるようになったり、世界環境研究委員会が設けられたりしました。

アジェンダ21は大気保全や森林の減少への対策、有害廃棄物の適切な管理といった環境に関する事柄を定めています。生態系の管理、山地の開発、環境に優しい技術の使用など、環境に関連することなら幅広く取り扱っているのが特徴です。環境以外に、貧困の解消、女性の地位向上、先住民への配慮、発展途上国への国際協力などについても行動計画を定めています。

アジェンダ21が採択された後も環境問題に対する世界的な動きは続き、2015年までの達成目標を定めた「ミレニアム開発目標(MDGs)」や、2015年以降の行動計画を定めた「ポスト2015開発アジェンダ」などが設けられました。2023年12月時点では2030年までに達成すべき目標を定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」をもとに、各国が行動を進めています。

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