「耐風圧計算」の解説
耐風圧計算とは、壁や屋根、窓サッシなどが「どこまで風に耐えられるか」という数値(耐風圧)の計算を意味します。建物を建築する際には、一定の耐風圧性を備えていなければなりません。耐風圧性とは「風が吹き付けても耐えられること」です。耐風圧性がなければ強風が吹き付けたときに建物が傷んだり倒壊したりして危険が発生してしまいます。特に日本では毎年のように台風が来て建物に暴風が吹き付けられるので、耐風圧性がなければ窓が割れたり建物が揺れてヒビが入ったりして高い危険を発生させてしまいます。 そこで法律により、建物の壁や屋根は一定の耐風圧性を備えている必要があり、その際、耐風圧計算をしなければなりません。具体的な風圧力の計算方法は「建築基準法」によって定められています。 専門的な計算方法になりますが、風圧力は以下の計算式によって算出します。 「速度圧」は次の数式によって計算します。 なお建築基準法は2000年6月に改正されており、従前とは不圧力の算定方法が変わっています。 屋上緑化と風対策 |
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