「神戸祇園小学校」施工事例・経年変化

兵庫県神戸市にある 神戸祇園小学校 校舎屋上一面に『みずいらず』を納入させて頂きました。
『みずいらず』はメキシコマンネングサ４株と常緑キリンソウ５株（タケシマキリンソウ）を使用しています。

施工直後はメキシコマンネングサがトレーを覆っていましたが、１年後には常緑キリンソウ（タケシマキリンソウ）が大きく生長しトレーを覆っています。
２年後にもトレーは美しい緑を保っています。
常緑キリンソウ（タケシマキリンソウ）はベンケイ草科の多年草で高低温、多湿、乾燥の環境耐性が高く、環境の厳しい屋上緑化に最適な植物です。
冬でも緑の状態が続きますので、１年を通して一面に広がる緑の景観が楽しめます。

また、季節により違う表情を見ることを楽しみに今後も経年変化を追っていきたいと思います。

屋上緑化を納入して頂くことで、景観だけでなく直下階の冷房負荷の低減に貢献しています。
弊社調べでは陸屋根の場合、盛夏時屋上面の緑化の有る部分と無い部分では温度差が20℃近くにもなりました。
これにより室内に侵入する熱が軽減され空調機の運転稼働効率が下がり、電気の使用量が減りCO2削減にも寄与することになります。
金属屋根の場合はもっと温度低減効果がありその温度差は約30℃になります。