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設計・施工
ご担当者様

屋上緑化設計・施工時の確認ポイント

屋上緑化を計画する時には、屋上緑化に関する条例、また緑化に関する法律を事前に確認する必要があります。
工場立地法、都市緑地保全法、省エネルギー法他、東京都をはじめ大阪府、兵庫県などの条例で一定基準以上の敷地内で新築、または増改築をする建物には、一定基準の敷地内の緑化が義務付けられています。各条例によって緑化基準面積など内容が異なりますので、都道府県また市町村等の担当部署に確認する必要があります。
施工後のメンテナンスも重要です。事前にどのようなメンテナンスを受けられるかを確認するだけではなく、除草や清掃などの日常管理項目も押さえておきましょう。
そして、屋上緑化においては建物の荷重条件が重要です。建物に積載できる荷重条件をオーバーした重量での屋上緑化はできませんから、あらかじめ設置を希望する建物の荷重条件は必須です。
その他、ご不明な点があればお気軽にご相談下さい。

積載荷重の制限

建物の屋上を緑化する際、緑化の重みに耐える強度が必要となります。屋上緑化の重みは、土や植物・灌水装置・固定具や土の保持する水分などを考慮しなければなりません。特に既存建物の屋上に緑化をする際には、m²当り60㎏という制限があります。
現在では、この荷重制限をクリアする薄層緑化システムが多く採用されています。新築の建物についても、建物への負担を軽減したり、建設時のコストを経済的にできるため、この薄層緑化システムが多く採用されています。
さらに、多くの環境耐性があるセダム類やタケシマキリンソウ(常緑)などによる屋上緑化のほか、景観を重視したデザイン性のある屋上緑化なども60㎏/㎡で幅広く選択できるようになりました。

■屋上緑化システム荷重表

商品名てまいらずみずいらずさわや華
乾燥時26㎏/m²26㎏/m² 
湿潤時36㎏/m²36㎏/m²55㎏/m²

※屋根の種類により、金具が異なりますので重量は多少増減します

施工にかかる時間

屋上緑化を施工するタイミングとして、屋上の防水が終わった後から工事完了までの短い間になる事がほとんどですので、施工日数を把握して計画することが必要になります。トレー式の無灌水シリーズなら、置くだけの簡単施工なので工期に合わせやすいという特徴をもっています。

施工後の管理方法

限られた空間に人為的に植えられた植物は、ノーメンテナンスというわけにはいきません。建物の管理者の方が希望する緑化が、維持管理にどれだけのコストと時間がかかるかということを、施工前にお知らせしておくのが良いでしょう。
セダムやタケシマキリンソウ(常緑)の屋上緑化は、人為的な水やりは原則必要なくメンテナンスも他の植栽よりも少量で済みます。
その他の植栽でも、灌水設備を自動制御するなどで管理の手間を省くことができます。

CADデータ

お役立ちコンテンツ:『屋上緑化の効果』

改正工場立地法が施行(平成16年3月)され、屋上緑化についても工場立地法の緑地として認められています。敷地内の地上緑化を屋上に移行することにより、増設スペースの確保が可能となりました。屋上緑化をすると環境にやさしいだけでなく、さまざまなメリットがあります。

  • 1省エネ効果
  • 2ヒートアイランドの防止効果
  • 3建築物の保護効果
  • 4二酸化炭素(CO2)の削減効果
  • 5雨水流出の緩和効果
  • 6癒しの効果

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